ブレーキフルード交換 [E46 メンテナンス]

気候が暖かくなると共に、地震の揺れの恐怖もやや薄れ、少し元気も出てきましたので、ブレーキフルードの交換をしました。
整備マニュアルによりますと、ブリーダースクリュウは7mmまたは11mmのようでしたので(締め付けトルクの表示あり)、安心して、初めて自宅で4輪をリフトアップしました。勿論、馬を掛けてです。
 四輪を外し、ブレーキフルードを缶ごと、
DSC00368.JPG
こんな感じでセットした後、ブリーダースクリュウを回そうとしたら、なんと9mmでした。
9mmのメガネは持っておりませんし、モンキーではなめそうですし、がっくりしながら、ブレーキフルードの缶を元に戻して、しばし放置する羽目になりました。折角、こぼさずにセット出来たのに。
ちなみに、久しぶりでしたので、缶の着脱時にこぼすのを恐れてビニール袋で覆っています。
昔、ラリーのメカニックの人が、缶を逆立ちさせてぶっこんでいたので真似していますが、あふれ出ることはなく、自動で補給してくれますし、常にマックスレベルを維持してくれますので、着脱時のこぼれと、缶が空にならないように気をつければとても有効な方法だと思います。静かなところですと、缶が空気を吸い込んでフルードを補給しているゴボッという音が聞こえますので、空になったかどうかも分かりそうな感じです。
なお、こぼれた場合は、塗装がやられてしまいますので、水で流すか、パーツクリーナー等で洗浄することが必要です。

9mmのメガネをホームセンターで入手後、再びトライしました。
なお、ブレーキフルード缶をセットする前には、フルードタンクに付いているフィルターのようなものをプライヤーで挟んで引っこ抜き、注射器で古いフルードを吸えるだけ吸ってからセットしました。

BMWE46の整備マニュアル(エア抜き)によりますと、マスターバックから遠い順に行う。ブレーキペダルを踏み込んだ状態でブリーダースクリュウを締め付けることなどとあります。
今回は、ストレートで以前購入しておいたワンマンブリーダー(逆止弁が付いているだけのやつです)を使用して、こんな感じで一人でやってみました。
DSC00370.JPG

付属のホースをブリーダースクリュウにセットして、9mmのメガネで緩めたら、自分でブレーキペダルを深く数回踏みます。数回踏み込み、シリコーンホースを観察しますと、赤みがかった古いフルードから綺麗な透明に近い新しいフルードに変わったことが確認できます。
そうしましたら、スクリュウを締めます。今回は、やや不安があるものの、逆止弁があるので大丈夫と踏んで、ブレーキペダルを踏み込んだ状態で締め付けることはしませんでした。大丈夫でしょうか。試走してきましたが、ハードブレーキにも耐えていたので大丈夫そうです。

これを四輪繰り返して終了です。1リットル缶を1本使い切りませんでしたが大丈夫でしょうか。
ワンマンブリーダーは、自分でブレーキペダルは踏み込む必要はありますが、一人で出来るので、とても優れものでした。今後は、エア抜きも頻繁に行えそうです。
ちなみに、ストレートのワンマンブリーダーは、シリコーンホースを使用しているので硬化等しにくそうな点、ブリーダースクリュウのニップルへの装着が簡単かつ確実で不用意に抜け落ちることがないなど、優れものだと思います。
ワンマンブリーダーコネクタ.jpg
ニップルとの接続部はこんな感じになっていて、ブレーキペダルを踏んで圧力がかかっても抜けることがないようになっているので助かります。

今回は、ブレーキフルードは、Seiken DOT4を使いました。
昔の知識しかなく、DOT5(シリコーン系)はノーマルでは使っては駄目と思っていましたが、今はDOT5.1(グリコール系)というのがあるらしいので、今度使ってみようかと思っています。

メモ 48406km
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